大本営発表は日本のメディアの専売特許というわけではないようだ

クリントン女史がWallStreet向けの非公開公演をwikileaksに暴露された問題。欧米のメディアは背後にはロシア政府がいるとほぼ断定意的に報じている。一体何の根拠でそうなってるのかは不明だが、少なくともオバマ政権はロシア政府が背後にいることを明言してるのでいわゆる「大本営発表」ってやつだろう。別に大本営発表は日本のメディアの専売特許というわけではないようだ。

 

さて、その肝心お暴露の中身なわけだが2013年の非公開公演ではMrs.クリントンはWallStreetが2008年のリーマンショック以降過剰に批判にさらされていると同情的な公演を行ってるというなかなか衝撃的な内容だ。

 

しかしこの肝心の中身についてもなぜか欧米のメディアはその悪徳ぶりを過小評価している。私とてトランプの悪徳ぶりがこのwikileaksの暴露内容よりも悪徳だとは言わないが、しかしである。NYTやNewyokerなどの多くのリベラルメディアはなぜか、このクリントンのWallstreetケツ舐め公演を「難しくややこしい問題に対してクリントン大統領候補はうまく立ち回っている」「有能な証拠」「思ったより大したことない」などとえらく過小評価してるのだ。

 

アメリカは政府がたとえ腐っていたとしても、メディアは腐っていない。一時の誤りがあったとしてもそれは歴史のまな板の前で再び解剖され検証され未来が少し改善していくと言われてきた。しかしもはやトランプ恐怖症んためにそのような健全な批判精神を放棄してしまったようだ。